ミントセラピューティクスの物語
― 好きからはじまる、癒しのかたち―
好き
私たちは、人を癒すという行為が好きでした。1928年(昭和3年)の創業以来、長く湿布薬をつくり続けてきました。痛みを和らげ、体をいたわる——その積み重ねの中で、もっと身近に、もっと心地よく人を癒したいという想いが芽生えました。
考え
薬のように効くことよりも、日常の中で「気持ちがほぐれる」瞬間をつくりたい。その発想から、「ミントセラピューティクス」は生まれました。ミントは心と身体を爽やかにするハーブ。
“冷たくて心地よい”を求めて研究を重ねた結果、天然メントールだけを使った湿布「ミントパッチ」が誕生しました。医薬品ではないけれど、心まで清らかにするやさしさがあります。
迷い
市場には多くの製品があり、何を届けるべきか、何度も迷いました。より強い刺激や即効性を求める声もありましたが、私たちは立ち止まり、「本当に人が求めている心地よさとは何か」を考えました。答えは、“やさしさの実感”にありました。人の体に無理をさせず、自然に寄り添う力。
それをもう一度、ものづくりの中心に据えようと決めました。
見つけた
そしてたどり着いたもうひとつの答えが、「生姜」でした。温かさにも種類があります。
唐辛子のように強い刺激ではなく、じんわりと沁みるようなぬくもり。それを実現したのが、
「ジンジャーホットパッチ」です。すりおろした生姜を湿布にするような、穏やかな温感を手軽に。
冷えた体を包み込み、心まで温めるような“ぬくもりのチカラ”を形にしました。
つなぐ
ミントの清涼と、生姜の温もり。相反するようでいて、どちらも人をやさしく整える自然の力です。
「冷たくて心地よい」「温かくてほっとする」——
その両方の体験を通じて、人はまた前を向けるのかもしれません。
私たちはこれからも、薬ではなく、日常の中に寄り添う癒しのかたちを追求していきます。
好きから始まり、考え、迷い、そして見つけた。その軌跡が、次の誰かのやさしさや勇気へとつながることを願って。
日本の製薬業の歴史は古く、奈良時代には貧民救済施設も兼ねていた施薬院が作られており、正倉院にも当時の中国から輸入したとされる薬物が残っています。鎌倉時代から室町時代、安土桃山時代は戦乱の時代であり、戦乱からの貧民救済を行っていた寺社が製薬の主な担い手となり、東大寺の「奇応丸」や西大寺の「豊心丹」などが作られました。また、個々の家で家伝薬とされる和漢薬がつくられはじめたのも鎌倉時代からです。奈良県には52社の製薬会社がありますが、その中の全国でも数少ない貼布剤のメーカーが立ち上げたブランドが「Mint Therapeutics Labo./ミント・セラピューティクス」です。
私たちは昭和初期から貼り薬を製造してきました。新商品の開発において成分をゼロから見直し、皮膚にダメージを与える成分を極限まで除いた結果、今までは注目されていなかった天然メントールのみを使用した湿布を開発し、高い評価を受けることができました。メントールは日本薬局方(にほんやっきょくほう)に収載された医薬品である一方、安全性が確立されております。天然メントールのみを配合しているので、あえて医薬品として扱っておりません。肌が弱く、通常の湿布が貼れない方でも、かぶれることが少ない製品です。仕事や運動で疲れた時や、メントールでスッと癒されたい時、いつでもお好みでお使いください。Mint Therapeutics Labo.は皆様に、ミントによるセルフメディケーションの手段を提供します。

